幼稚園の年長さんの1年間は、小学校に入る前の大切な時期と言えます。
しかし、まだ5歳や6歳の遊びたいざかりの子供たちは、自分から勉強をすることはないかもしれません。
子供が勉強する習慣を身につけるには、ママの心がけが大切なのです。
この記事では、幼稚園年長児が勉強を楽しむための3つの工夫についてまとめてみました。
幼稚園年長児が勉強を楽しむための3つの工夫
子供ってどのくらいの時間なら、集中できるのかな?
子供の集中力は、年齢プラス1分と言われてるんだって!
幼稚園年長児の年齢は、5歳か6歳ですから勉強に集中できる時間は、6~7分程度なんです。
そんな、わずかな時間しか集中力が続かない子供を机に向かわせて勉強させるには、工夫が必要です。
- まずは机に向かう練習から始めてみる
- 楽しみながら勉強する
- 一緒に座って声をかけながら勉強する
では、1つずつ見ていきましょう。
まずは机に向かう練習から始めてみる
まずは、1日15分、机に向かう練習から始めてみましょう。
お絵かきや塗り絵、迷路など、子供が好きなことをしてみましょう。
わたしは、15分タイマーをセットしてから、机に向かわせるようにしています。
15分のタイマーが鳴ったら、「よく頑張ったね!」と言って、子供が飽きる前に勉強を終わらせることがポイントです。
できるだけ、毎日行うことが大切ですが、子供が嫌がる時は無理やり座らせないようにしましょう。
15分のお勉強タイムは、楽しい時間と思うようになるなら、毎日机に向かうのが楽しみになるはずです。
楽しみながら勉強する
子供が勉強に集中できる時間は短いですが、楽しいことをする時は別ですよね。
YouTubeを観たり、ゲームをしているときの集中力は長いのです。
このことから、勉強も楽しむことによって、集中力を持続させることができると言えます。
見るからに難しそうなドリルを「15分集中してやってみなさい!」なんて言われても、きっと1分も持たないでしょう。
子供が好きそうなイラストが書かれているドリルや、子供が喜びそうなシールなどを用意して、勉強を楽しい時間にすることが大切です。
うちの息子は電車が大好きだから、電車のイラストや写真の入ったドリルを買ってあげると、喜んで勉強するよ。
一緒に座って声をかけながら勉強する
勉強している時間は、一緒にとなりに座って声をかけるようにしましょう。
15分間、毎日勉強に付き合うのは大変かもしれませんが、わからない時にすぐに聞けて、できた時にほめてくれるママが一緒だと勉強が楽しくなるはずです。
この時、子供が間違っていても「間違ってるよ!」「まだこんなことがわからないの?」など、子供がイライラしてしまうような言葉はかけないように気をつけましょう。
子供は親の背中を見て育つ
昔から「子供は親の背中を見て育つ」と言われています。
いくら子供に「勉強してほしい」と思っていても、親がスマホでゲームばかりしていては、子供は勉強しようという気持ちにはならないでしょう。
親が楽しみながら読書をしたり、勉強をしている姿を見せるなら、子供も一緒に勉強しようかな!という気持ちになるのです。
ぜひ、ママたちもお子さんと一緒に勉強をしてみてくださいね。
まとめ
幼稚園年長児が楽しく勉強するための3つの工夫についてご紹介しました。
親は子供に「勉強ができる子になってほしい!」と思うあまり、ついつい「勉強しなさい!」と口うるさく言ってしまうかもしれません。
しかし、無理やり勉強させたり、叱ってばかりいると、子供は勉強嫌いになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、子供が小さいうちは、「勉強って楽しいんだ!」ということを、脳にインプットさせるような勉強の仕方を工夫してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。