いつも何気なく切り落として捨ててしまっている、野菜の根元やヘタ。
なんだかもったいないような気がしたことはありませんか?
なんと、いつもゴミとして捨てていた根元やヘタで、野菜は再生させることができるんです!
今回は、初心者のわたしが野菜を再生させた方法を、ご紹介したいと思います。
野菜の再生とは?
野菜を再生させることは、再生野菜やリボベジ(リボーンベジタブル)と呼ばれています。
野菜の根元やヘタを水に浸けるなどして、もう一度育て収穫することを言います。
普段スーパーで買っていた野菜の捨てる部分を、育ててもう一度食べることができるなんて知らなかった!!
しかも、キッチンのわずかなスペースでもできるのです。
早速、わたしも挑戦してみました!
野菜の根元やヘタを使った再生野菜の育て方
簡単に始められると言っても、何も準備しなくてもできるの?と、思われるかもしれません。
はい。特に買ってくるものはございません。
水と容器と育てたい野菜の根元やヘタさえあれば、育てることができるんです。
再生野菜は、すべての野菜でできるわけではなく、向いている野菜というのがあります。
大根や人参などの葉っぱの部分が食べられる野菜や、ネギや水菜や豆苗などの葉や茎が食べられる野菜が、向いている野菜と言えます。
それらの根元やヘタを水に浸けるだけで、もう一度再生できるのです。
初心者でも失敗しないと言われている、人参・豆苗・ネギの再生野菜に挑戦してみたので、その方法をご紹介いたします。
人参の再生野菜に挑戦!
スーパーで買ってきてから1週間以上冷蔵庫で眠っていた人参があったので、ヘタの部分を切って水に浸けてみました。
買ったばかりの人参ではありませんが、再生するのでしょうか?
手順
- 人参のヘタの部分を厚めに切る
- 水が入った浅めのお皿や容器に浸ける
- 毎日水をかえる
ヘタを切るときのポイントは、2センチ位厚めに切る事です。
水の量は、切り口が水に浸る程度にしましょう。
ヘタが薄すぎたり、水の量が多すぎると、すぐに腐ってしまうので気をつけてくださいね。
水をかえる時に、ぬめりがある場合は水で優しくぬめりを落とします。
買ってきてしばらく経っていた人参でしたが、水に浸けた翌日には緑の小さな葉っぱが生えてきました。
再生野菜成功です!
毎日、緑の可愛い葉っぱが伸びていく様子は、とても癒やされます。
インテリアとしても可愛いですが、育った葉っぱはパセリのように刻んで、スープの彩りなどに使えますよ!
豆苗の再生野菜は失敗しない?
豆苗は、初心者でも失敗しない再生野菜と言われています。
本当に失敗しないのでしょうか?
わたしも、早速チャレンジしてみました。
手順
- 根の部分よりも3センチほど上を切り落として料理に使う
- 根の部分は、水を入れた容器に浸ける
- 毎日水をかえる
水は、根が半分浸かる程度にしておきましょう。
豆苗は毎日どんどん伸びていき、1週間経った頃には買ってきた時と同じくらいの長さに成長します。
まさに、1度で2度美味しい野菜と言えるでしょう。
わたしは、何度も豆苗の再生栽培をして見ましたが、失敗したことはありません。
ただし、再生できるのは3回までです。
ネギも再生できるの?
薬味などで使える万能ねぎが、いつでも使えたら便利ですよね。
早速、スーパーで買ってきて挑戦してみました。
手順
- 根元から3~4cmのところをカットする
- 水を入れたコップに、ネギを浸ける
- 毎日水をかえる
ネギも、根元が水に浸かりすぎないように気をつけます。
1日に1回以上は水をかえ、ぬめりが出た時は洗い流します。
うまく行けば3回ほど再生が可能ですが、買ってきたときのネギの根元の状態によっては、すぐにヌルヌルしてきて腐敗が始まります。
そのようになった時は、残念ですが諦めましょう。
まとめ
いつも当たり前のように捨てていた野菜の根元やヘタを、もう一度再生させる方法についてご紹介しました。
キッチンにいつも、ネギなどの薬味があれば、お味噌汁などのお料理にすぐに使えて便利ですね。
うまく行けば、食費の節約にも繋がります。
再生野菜に興味がある方は、ぜひ今日ご紹介した人参・豆苗・ネギの再生栽培に挑戦してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。