おやつや、大好きなご飯だったら自分で食べることができるのに、普段のご飯を自分で食べないのはなんでなの?
わが家の3歳児は、ご飯の途中に自分で食べるのをやめてしまうことがよくあります。
とはいえ、幼稚園では給食をひとりで完食できているようなのです。
では、どうして自宅ではご飯を自分で食べないのでしょうか。
その理由と5つの対処法について、まとめてみました。
3歳児がご飯を自分で食べない理由は?
3歳の息子が、スプーンもフォークもお箸(トレーニング箸)も使って食事ができるのに、最後まで自分でご飯を食べない理由を考えてみました。
- お腹がすいていない
- 早く遊びたい
- 好きなおかずがない
- 上手く食べられない
- 甘えている
このような理由で、自分で食べないようなのです。
では、1つずつ見ていきましょう。
お腹がすいていない
わが家の夕食の時間は、17:30~18:00頃です。
幼稚園から帰ってきてから食べる、おやつの量によっては、まだあまりお腹がすいてない時があるようです。
早く遊びたい
兄弟で一緒にご飯を食べ始めても、お兄ちゃんが必ず先に食べ終わります。
食べ終わったお兄ちゃんが遊びだすと、次男もご飯への集中がきれて、食事中にウロウロしてしまいます。
好きなおかずがない
唐揚げやポテトなど、自分の大好きなおかずがあれば、何も言わずにパクパク食べています。
でも、見るからに野菜が多めのおかずだったり、苦手なものが入っていたりすると、テンションが下がり、「食べない!!」と言い出します。
上手く食べられない
食事の時は、スプーン・フォーク・お箸(トレーニング箸)をすべて用意しておき、食べやすいものを使って食べるようにしています。
しかし、どれを使っても思ったように食べられない時に、イライラして泣き出して食べなくなってしまいます。
甘えている
幼稚園に通っているとはいっても、まだまだ3歳。
外や幼稚園では頑張っている分、家では甘えたいのでしょう。
「ママ、食べさせてー!」と言って、自分で食べるのをやめてしまいます。
わたしが食べさせてあげると、全部食べることができます。
自分で食べない3歳児の5つの対処法とは?
ひとりでご飯を食べてくれるようになったら、ママはとっても嬉しいですよね。
わたしがしてみた、5つの対処法をご紹介したいと思います。
- ご飯やおかずを少なめに盛り付ける
- 食事の時間を楽しい時間にする
- 完食したら食後にデザートをあげる
- 自分で食べたら思いきりほめる
- 無理して食べなくていいよと言う
では、1つずつ説明していきますね。
ご飯やおかずを少なめに盛り付ける
最初から、少なめにご飯やおかずを盛り付けておきます。
まだ食べたかったらおかわりもできますし、何よりもという完食できた喜びが味わえます。
以前、幼稚園のお弁当に大きなおにぎりを入れていた時、担任の先生から注意されました。
「お母さん、おにぎりは次回から小さめにしてください。苦手なものも入れなくていいので、好きなものだけ入れてあげてください。」
親は、ついつい「足りなかったらどうしよう」とか、「栄養が偏らないようにしなくちゃ!」と頑張ってしまいますよね。
でも、まずは全部食べる習慣を身につけることが大事なんだと思います。
食事の時間を楽しい時間にする
食事の時間はテレビを消して、できるだけ毎日わたしも一緒に食事をするようにしています。
「このお野菜は、お腹のお掃除してくれるんだよ!」とか、「これはお肉と一緒にお口に入れたら美味しいよ!」など、楽しく盛り上げながら食事をします。
そうすると、「見ててね!」と言いながら自分で野菜を食べたりします。
ついつい、子供たちが食事をしてる間に、洗い物や片付けなどをしていましたが、一緒に食べるようにすることで、自分で食べることが増えていったように思えます。
完食したら食後にデザートをあげる
うちの子供たちはゼリーが大好きなので、果汁100%のプチゼリーやスティックゼリーをいつも用意しておいて、完食できたら2つ食べても良いということにしています。
デザートに限らず、食後にちょっとした楽しみを作ってあげると、頑張って食べよう!と思うかもしれませんね。
自分で食べたら思いきりほめる
3歳くらいの子供の多くは、何事も「自分でしたい」という気持ちが強くなってくる時期ですよね。
ですから、できないことに目を向けて叱るのではなく、できたことをほめるようにしましょう。
自分で食べるのが当たり前と思うのではなく、「今日は最後まで一人で食べたんだね!お兄ちゃんになったね!」など、思いきりほめましょう。
無理して食べなくていいよと言う
いろいろと試してみても、食べない時があるかもしれません。
そんな時は、無理して食べなくていいよと言ってみます。
本当に食べられない時は、そこでごちそうさまにしますが、息子の場合「無理して食べなくていいよ。」と言うと、「食べる!ママ食べさせて」と言うんですね。
そうです、ただ甘えているだけなのです。
そんな時は、「じゃあ、あと半分だけ自分で食べたらママが食べさせてあげるね。」と言ったり、「途中まで食べさせてあげるけど、最後は自分で食べようね。」などと言って、少し手伝ってあげるようにしています。
まだまだ甘えん坊の3歳ですから、甘えさせてあげることで満足するように思います。
まとめ
夕方の忙しい時間に、自分でご飯を食べてくれたら助かるのに!!
そんなふうに考えていたこともありました。
でも、思い返してみれば、離乳食を作り口まではこんで食べさせていた頃からしてみれば、自分でできることもかなり増えて、成長したなぁと思えるはずです。
心配しなくても、そのうちできるようになるし大丈夫!と自分の気持を切り替えて、乗り越えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。