子供に絵本の読み聞かせをしましょう。と、よく言われていますが、その理由をご存じですか?
わたしも子育てをしていく中で、「子供に絵本を読んであげると良いですよ!」と言われたことが何度もあります。
実際、毎週図書館に行き、5冊ほどの絵本を借りてきて読み聞かせを行っていますが、絵本の読み聞かせは良いことだらけです。もっと早くから始めたかった!!
この記事では、絵本を読み聞かせることで得られる6つの効果を、わたし自身の経験や感じたことなども入れつつまとめていきたいと思います。
「子供に絵本を読み聞かせたほうが良いのかな?」とお考えのパパやママに読んでいただけたら嬉しいです。
絵本の読み聞かせが効果的な6つの理由とは?
絵本の読み聞かせには、どんな効果があるのでしょうか?
まずは、その6つの理由をお伝えしますね。
- 親子のコミュニケーションが取れる
- 感情を豊かにすることができる
- 考える力が身につく
- たくさんの言葉が身につく
- 説明しにくい言葉を教えやすい
- 集中力が身につく
このような良い効果があるのです。
では、ここから1つずつ説明していきたいと思います。
親子のコミュニケーションが取れる
絵本の読み聞かせで得られる最大のメリットは、「親子のコミュニケーションが取れる」ということだと思います。
家事や育児、仕事など毎日忙しく過ごしている中で、なかなか子供とゆっくり遊ぶ時間が取れないと感じている方も少なくないと思います。
わたし自身、子供たちから「ママ、遊ぼう!!」と言われても、「ごめんね、ご飯の用意をしなくちゃいけないからまたあとでね。」なんて言いつつ、なかなか子供と遊ぶタイミングが取れないこともしばしば。
子供からは、「ママはいつもご飯のことしか言わないね。」なんて言われてしまう始末・・・涙
そんなわたしでも、夜寝る前に本を読む時間を作るようにしたことで、子供との楽しい時間を過ごすことができています。
子供たちも、「そろそろ寝る時間だから、絵本を読むよー!」というわたしの声掛けに、喜んですぐに反応します。
わたしにとっても、子供たちにとっても、一緒に絵本を読むということは、特別な時間になっているように思えます。
ぜひ毎日一冊でも絵本を読んで、親子の温かい時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
感情を豊かにすることができる
親は子供に「人の気持ちがわかる子供に育って欲しい。」と思うものです。
絵本の読み聞かせをすることで、子供は「感動すること」「楽しいこと」「悲しいこと」「怖いこと」などの様々な感情を感じることができます。
わたしの5歳の息子も、感動するような絵本を読んだ時、「ママ、いいお話だったね。この本また読んでほしいな。」と言ったりします。
絵本の読み聞かせを通して、感情が豊かになることにより自分の気持ちを感じるようになった子供は、人の気持ちも理解することができるようになると思います。
絵本の効果って素晴らしいですね!
考える力が身につく
絵本にはお話の中の1場面の絵しか描かれていませんよね。
ですから、子供たちは絵本を読んでもらっている間、多くのことを想像しながら読んでいるのです。
目で絵を見て、耳から入ってくるストーリーを思い描きながら想像力を働かせます。
そうすることで、考える力が身についていくのです。
自分で考える力が身につけば、自分の考えや意見をきちんと言える子供に育つでしょう。
テレビやアニメでは、目で見る情報が多すぎるため、想像力を働かせる隙がありません。
ですから、考える力を身につけることができるということにおいても、絵本の読み聞かせは効果的なんですね。
たくさんの言葉が身につく
絵本には日常生活で使わない「言葉」がたくさん出てきます。
日常生活で使う言葉は意外と限られているので、普段の会話だけではなかなか「言葉」は増えません。
例えば、わたしの息子の場合ですが、ママが毎日料理をしている場所が「台所」や「キッチン」という名前であることを知りませんでした。
家を建てる人が「大工さん」ということも知りませんでした。
まだまだたくさん知らない言葉があることに気が付いたのです。
もしわたしが、息子が赤ちゃんの頃から絵本を読み聞かせることを習慣としていたら、もっとたくさんの言葉を知っていたかもしれません。
ですから、これからはたくさんの読み聞かせをして、たくさんの言葉を知り、子供が自分の気持ちや状況を、うまく伝えることができるようになってほしいと思います。
説明しにくい言葉を教えやすい
「幼稚園ってどんなところ?」「飛行機や船ってどんな乗り物?」「トイレってどうやってするの?」など、言葉では上手に説明することが難しいことも、絵本であれば説明しやすくなります。
息子は「新幹線」が好きですが、実際に新幹線を間近で見たことも、乗ったこともまだ一度もありません。
でも、新幹線の図鑑や絵本を見ることにより、たくさんの新幹線の名前を覚え、実際に乗ったことがあるかのような、そんな気持ちになれるのです。
ですから、たくさんの種類の絵本の読み聞かせをして、子供にたくさんの「体験」を絵本を通してしてあげましょう。
集中力が身につく
わが家の息子たちは、絵本一冊読むのもじっとしていられないほど、集中力がありませんでした。
読んでいる途中で次のページをめくろうとしたり、違う話をしだしたり・・・
「せっかく読んであげてるのに・・・」と、イライラしてしまうこともありました。
でも、「静かに聞きなさい!」なんて怒って、無理やり絵本を読み聞かせると、子供が絵本嫌いになってしまうかもしれません。
子供にとって、「絵本を読むのは楽しい」ことであることが大切なのです。
最近は一緒に図書館に行き、子供に好きな本を選ばせたり、一緒に楽しそうな本を選んだりするようにしてからは、徐々に絵本に集中できるようになってきました。
長いお話の絵本を読んだり、読む本を増やすことで、集中力が身についていきます。
理想は「1日10冊」読むことだそうです。
わたしは、なかなか10冊読むことはまだできていませんが、2冊・3冊と読めるときにはたくさん読んであげたいと思います。
まとめ
絵本の読み聞かせが効果的な6つの理由についてご紹介しました。
絵本の読み聞かせは良いことばかりです。
親子のコミュニケーションのためにも、また子供の将来のためにも、ぜひ絵本の読み聞かせを育児に取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。